モズ×カッコウ
昨夏、ベランダから楽しませてくれたモズの子育て。
今年もモズカップルは来たけれど、ベランダからは見えない場所で営巣しているもよう。
はー つまんない。
去年楽しすぎただけに、ほんとつまんない。
モズ ♂
モズ♀
ヤマボウシとモズ♀。
巣材を運ぶモズ♀
そこへ、カッコウ夫妻が来ました。
↓カッコウ♂
どうして♂とわかったかと言うと、「カッコー」鳴いてたからですw
♀は「カッコー」言わないよね?
モズの巣のある方をじっと見て動かないカッコウ♀。
托卵先に狙っているもようです。
カッコウは、別種の鳥の巣に卵を産んで、その別種の親鳥に育ててもらう「托卵」ということをします。
自分の子をほかの鳥に託し、しかもその子は産まれたらすぐに同じ巣の卵を巣外に落とすという本能があり、自分だけ仮親に育ててもらうため、嫌われもののカッコウです。
その托卵先に、モズの巣を選ぶことがあります。
「小さな猛禽」と呼ばれるモズはモズで、木のとがった部分や鉄針にトカゲやバッタ、時には小鳥などを刺す「はやにえ」をします。
これもまた「残酷だ」とモズが嫌われる原因。だけどまた、これも本能。
「はやにえ」を何故するかは、詳しい事はわかっていないようです。
嫌われ者のカッコウやモズだけど、あたしは知っています。
縄張り争いのケンカの傷が痛々しいカッコウは、ちょっと奇妙な地鳴きで♂♀でじゃれ合っていること。
モズ♂は、鳴き真似の求愛ソングを一生懸命に首を振って歌いメスにアピールし、何度も♀に餌を運び、羽繕いもしてあげていること。
人間の生活のすぐ近くで、鳥達はたくさんの命の営みをしています。
ベランダからバードウォッチングするだけで、鳥達のこんな営みが見られます。
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コメント
ベランダからバードウォッチング、いいですね。
我が家は、鳴き声は聞こえますは、姿はなかなかね。
鳴き声は、今朝早朝はホトトギス、昨日はカッコウ、その他はイソヒヨドリ、オオヨシキリなどかな。
自慢は、こたつに入ったまま、ハクチョウを被ったことあります.....\(^o^)/
カッコウの♀は、ぴぴぴぴ、ぴぴぴぴ、ぴちくりっぴ!、かも....最後のはうそうそ....(#^.^#)
投稿: まぐぴ | 2014年6月18日 (水) 19:14
■まぐぴさん♪
ベランダ鳥見、最高です。
ただ、今年はモズがいないからつまんない・・・
今日はチョウゲンボウ2羽の飛翔が見れました♪
ホトトギス、いいなぁ!
カッコウの♀はぴぴぴぴって鳴くんですね!
じゃぁ、あたしの聴いた地鳴きは♂ですね。
「ごきゅごきゅ」って鳥の声とは思えない音で鳴いてました!
投稿: そらら | 2014年6月18日 (水) 21:25