鳥見:最上川③ 閲覧注意!鳥の死骸画像あります
もう鳥見終わりにしよーっていう時に、チョウゲンボウを発見。
最後にいいトリだわーなんて思ってたら、地上にまっすぐに降りて行きました。
何か獲物を見つけたようです。
チョウゲンボウから狩り現場までは、かなり離れていました。
直線距離でも150mくらいはあったんじゃないかな?よく見えるなー。
すぐにそこにカラスが来て、しばらくしてチョウゲンボウは何も持たずに飛び去りました。
もう食べたのか?それにしては早くない?カラスに取られたか?
少ししてHさんが現場に行くと、そこには残骸が。
ミヤマガラスが見ていたそうです。
電話で連絡をもらったので、あたしもすぐにその現場に。
シロハラがうつぶせで倒れていました。グレーの背中でした。
羽根が片一方もがれ、羽毛も散らばっていました。
頭には太く貫かれた傷が。多分、爪でがっつりやられた跡だと思います。
うつぶせ状態をひっくり返せば、きっと内臓は食べられているんだろうなと考えていました。
少しして、ベテランKさん到着。
シロハラだと思っていた鳥は、ハチジョウツグミでした。
かすかにオレンジ色の眉斑があり、お腹にもオレンジの斑。
そして、全く食べられていませんでした。
どうして食べられなかったかはわからないけど・・・
なんだかそれがすごくショックでした。
命を失ったのに食べてもらえないとは。
その日3羽見ることが出来たハチジョウツグミの最後の個体は、その死骸でした。
家に帰ってから、なんだかかなり落ち込みました。
元気に飛び回っていたハチジョウツグミ(もちろん別個体)を見た後にその死骸を見たこと、それが食べられないで終わったこと。
だけど、よく考えてみると、その場に置いておけばカラスやトビがやってきて食べたかもしれない。
ビニール越しに死んだハチジョウツグミを手に取りました。
目はもう乾いていたけど両目が開いていて、身体はまだ柔らかくて、今の今まで生きていたということを表していました。
黄色かかった嘴も触りました。閉じられてて硬かった。
そして、ちらばった羽毛はグレーとオレンジと白の綺麗な羽根でした。
小さく感じたその身体は、命を有効活用できる方へ。
鳥見を続けていけば、こういう現場はまたあるんだろうな。
落ち込んで泣いて一晩寝たらすっきりしましたが、その翌々日、ノスリの狩りの一部始終(スズメかカシラダカを狩って食べていた)を近所で見て、また少しショックだったのは内緒です。
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