世界が食べられなくなる日
ドキュメンタリー映画「世界が食べられなくなる日」
フォーラム山形での「食とくらしの映画祭」で観てきました。
遺伝子組み換え食品と原発(放射能)に重点を置いた映画で、3.11の原発の爆発の映像を見た時に涙が出てきた。
あんな衝撃、人生のうちに何度もあるわけがない。
それが隣の県で起きたという現実。
恐ろしい。久々によみがえってきた。
遺伝子組み換え食品は、そんなにまじまじ考えたことがなかった。
人々の健康ではなく、経済が優先になるって恐ろしい。
種子まで支配されてしまったら、農業に携わって生きている人はどうなる。
スーパーに並んでるものは安全と思い込んで買う消費者。
うちらの身体はどうなる。
農薬や添加物を気にすることを人に言うと、たいていは「そんなの気にしてたら何も食べられない」と言われる。
でも、気にしない事が一番の問題なのだと思う。知らないことが一番恐ろしい。
食事は、子ども含む家族にも影響がある。
権威者に良心がなくなるほど、消費者はいろんなことを学び、自身で身を守らなくてはいけなくなる。
賢くならざるを得ない。
情報過多になり、嘘か本当かがわからなくなる。
プロにまかせよう、なんて気持ちになれなくなる。
一から十まで調べなければいけなくなる。
こんな世の中でいいのか?
いいわけがない。
せめて自分は、お客さんに正直でありたい。
それくらいしか出来ることがないと思った。
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